視線入力装置と連動させ振動フィードバックとして使用できる、その名も「バイブマン用振動まくら」
島根大学の伊藤史人氏のもとに初めてお勉強に行ったのは、もう8年も前になるんですね。
2017年に作った(改造した)振動まくらが、7年越しにようやく県内の特別支援学校で日の目を見るときがきました。
実演をする前に動作確認をしようと思い、事務所の棚からライオンくんまくらを引っ張り出し、電池を入れてスイッチをONにしてみたけれど…動かない。
どうやらまくら自体がダメになってしまった模様…
いや気を取り直して、うちの事務所には社長が作ったもう一つの改造振動まくらフクロウくんがある!と思い、これまた引っ張り出してみたところ…
ON/OFFのスイッチも、3.5mmのメスジャックも付いていないという…未完成だったのか壊れてしまったのかもわからない代物が…
2つあるのにどちらも動かないなんて…ということで考えた末に、ライオンくんからON/OFFスイッチとモノラルジャックの付いたケーブルをフクロウくんに移植することにしました。
↓ フクロウくんの古い血管を切除して、ライオンくんから提供してもらった臓器と血管をつなぎ合わせます
↓ 繋ぎ直した血管を熱収縮チューブで絶縁
ドライヤーがなかったためライターを使用していますが、危険なので社長に代わってもらいました。
良い子のみんなはマネしないでね。
移植したON/OFFスイッチを押すとブルブル動きました!これで一安心。
切開部分をしっかり縫合した後、バイブマンと繋いだ動作確認でも問題なく動きました。
今では貴重な振動まくらを一つ失ってしまいましたが、フクロウくんが無事に生還できて良かったです。