ニコニコの流出は個人的には関係がないと思いたかった件

日本の大手動画サービス「ニコニコ」がロシアの「BlackSuit」にサイバー攻撃を食らってしまった。

私は、いつもサイバー攻撃のニュースを見ると、自分の使用しているサービスではない
と、安堵して気にしていないことが多い。

しかし、今回は違う。私は、ニコニコサービスに個人的な情報を入力している。
また、パスワードも他に流用しているものを使用しているためなおさらである。

一般的なセキュリティポリシーでは、パスワードの流用はあまり良くないとされているが、
記憶力が皆無なため、管理しきれない。
おそらくニコニコのパスワードデータは暗号(hash)化されているはずなので、
特定には時間がかかると思われる。
ただし、よく使われるパスワードは、パターンから推測可能なので、
他のサービスのパスワードを変更しまくった。
メールアドレスはもう流出したので、どうしようもない。。。
(結構大変)

また、関係があるかはわからないが、最近身に覚えのない電話がかかってくることがよくある。
私自身の電話番号は、高校生のときから使用しているが、こんなに非通知や身に覚えのない電話がかかってくる
ことは滅多になかった。

とにかく、今回のサイバー攻撃は人ごとではなさそうだ。

最近では、ニコニコ以外にもJAXAにもサイバー攻撃が行われたのだがいずれも
ネットワークの脆弱性や人間を介した脆弱性を狙ったものだという。
なぜこうも、近年のサイバー攻撃は年々高度になっているのか。

私は、これはもはや仕方ないことなのではないかと考えている。
(もちろん、セキュリティのあらゆる脆弱性を排除するよう努力しているが)
なぜなら、AIを使用したサイバー攻撃があってもおかしくないからである。
もはや、人”だけ”を頼りにセキュリティを担保することはすでに困難を極める。

ではどうすれば良いか、今や個人情報を入力しオンラインにアップロードすることが当たり前になっているこの世の中
すでに、アップロードをする情報を選択している余裕はないだろう。
暴論を行ってしまえば、隠し通せる情報はもはやないと考えるしかない。

サイバー攻撃を行う当事者に有益なことだと思わせないように、
(具体的には、身代金を払わないなど)
して、他のサービスに広がらないようにするしかないと考える。