ICT支援員の勉強が必要なのは認定試験の時だけじゃない

ICT支援員も日々、様々な機器やツール、サービスの使い方、活用方法について勉強をしたり研究をしたりしているんです。
パソコンのExcelやPowerPoint、Gmailなどは普段の業務で使いますが、Google for EducationのClassroomやデジタル教科書、ロイロノートスクールやスクールタクトとなると、一般的なビジネスの場面で使用することなんてあるわけもなく…

ICT支援員なんだから当然「詳しいんでしょ」的な感覚で来られることもありますが、そうではなく日々、陰ながら研究しているんです(ほとんど業務外の時間で…)
さらにICT支援員歴が長くなってくると、学校で先生方にICTの活用提案を行う際に”機器やツールのことだけでは限界がある”という一種の壁にぶち当たるので…
教科毎の年間指導計画や単元について調べたり、特別支援学校ならば障がい特性や自立活動について調べたり、学習指導要領を確認したり…というフェーズが待ち受けていると思うんです。

ICT支援員認定試験のA領域の試験日(2024/6/9)が近づいていますが、認定試験に合格したからICT支援員ができるというものでもなく…
認定試験はあくまでもスタートライン、すでにICT支援員をされている方なら、きっとA領域もB領域も何も心配することがないくらいでしょう。
寧ろ試験に合格した後も現場で実践しながら学び続けるという意思と、それを継続することが大事だと思っている、ICT支援員歴もうすぐ10年目の心の内でした。