かつてインターネット上では
「example☆mail.jp ※☆を@に置き換えてください」
というメールアドレスの@を別の記号に置き換えて表記していた。
最近はあまり見られなくなったが、スパムメール対策として活用されていた。
仕組みとしては
HTMLには「mailto:」というクリックするとメールソフトが立ち上がるリンクのようなものがある。
また@が含まれている。
この2点でメールアドレスかどうかを判断するプログラムで、メールアドレスを回収しスパムメールを送る業者が存在する。
それを避けるためにmailto:を使わず
@を別の記号に置き換えてメールアドレスを表記していたというわけである。
しかし、メールで連絡を取りたい人には、都度記号を@に置き換えてもらう手間が発生する。
インターネット上にメールアドレスを公開するならスパムメールは覚悟しなくてはならない。
スパムメール対策にはコストを要することもあり、低コストで…となればこういう方法をとらざるを得ない。
真のスパムメール対策は、インターネット上にメールアドレスを公開しないこと…というのは無粋であろうか。
見なかったことにしよう。