デジタルアクセシビリティアドバイザーには、現在BasicとStandardの2つのレベルがあります。
個人的には特別支援学校のICT支援員になったばかりの頃に、福祉情報技術コーディネーターをとっていたので”試験はもういいかな…”と正直思っていました。
(すぐに認定試験自体がなくなったり、変わったりするし…実際、福祉情報技術コーディネーターもICTアクセシビリティアドバイザーも今はない…)
それでも10年前とは機器もアクセシビリティも進化しているので、とりあえず参考までにテキストを購入。
試験も福祉情報技術コーディネーターの時はわざわざ米子から大阪まで行って受験したのですが、今はCBTで受けられるので便利ということで、ついでに試験も申込み…
そんなわけで、あっという間に試験当日に…
自宅から試験会場まで車で10分もかからず、スマホから事前に登録したIDとパスワードを入力したら試験開始。
問題を全て解き終わり、簡単なアンケートに答えたら、パソコンの画面に点数と合否が表示されます。
試験会場の部屋から出て待っていると、担当の方から小声で「おめでとうございます」と言いながら1枚の紙を渡されました。
以上で全て終了。こんなにカンタン(試験内容云々ではなく利便性の部分)でいいの?と思いました。
地方の田舎に住んでいると、試験や勉強に合わせて移動に労力と費用がかかっていました…
ICT支援員認定試験も私が受験した時は、大阪まで行ってCBT方式だったという…全くもってテクノロジーの恩恵を受けられないものだったのに。
そういう意味では、この数年で地方在住者が”ニッチな試験を受けるハードル”が下がったとも言えますね。
特別支援教育にかかわるICT支援員さんは、ぜひチャレンジしてみると良いですよ。