キーボードの「キー」あれこれ 7

使うようで使わない。使ったことすら無いかもしれない。
今回は「Print Scrn / SysRq」のお話。

 

Print Scrnはプリントスクリーンと読み
キーボードによっては「Print Scrn、Prt Scr、Prt Sc…」様々な表記をされ、稀に「画面印刷」となっていることもある。
いずれもプリントスクリーンなのは変わりない。

当初、こちらのキーは押すことで、現在の画面を印刷することができるキーであった。
現在ではキーを押すと画面全体をクリップボードにコピーされるようになった。
コピーされた画面は、ペイントツール等に貼り付けることができる。
所謂スクリーンショットと同じものだと思ってもらえれば良い。

 

次に「SysRq」
こちらはシステムリクエストと読むキーでどういう訳かプリントスクリーンと共用となっている。

Linuxであれば、システムに問題が起きた際にコンピュータを正常に動作させることができるが
Windows環境ならその用途は無い。
このキーも「なごり」として残されているだけであり、本来有ったはずの機能はオミットされている。
それ故、真に使われないキーと言えるだろう。

Alt+Print ScrnでSysRqの機能を使うことができていたが
現在はPrint Scrnの延長としての機能がSysRqに当てられている…ということにされている。

通常Print Scrnを単体で押すと画面全体をスクリーンショットを撮影する
(2画面モニターであれば、2画面ともスクショする)
Alt+Print Scrnを使うと、アクティブになっている画面のスクリーンショットを撮影することができる。

PCでスクリーンショットを撮る際は使える、かもしれない。