4桁のパスワード

パスワードと言えば、現代社会では切っても切り離せなくなった要素だ。
果たして今まで使ったパスワードをすべて覚えているだろうか?

基本的にパスワードには2パターンあり
数字4桁のPIN方式
文字列を使用する方式がある。
また、パスフレーズと呼ばれる10文字以上で尚且つスペースを含めて使用するパスワードもある。
従来の英数字や記号に加えてスペースが入るので、パスワードの看破はより困難となる。

 

4桁のパスワードといえばATMを思い浮かべるが
こちらは0000~9999の1万通りしかないので、総当たりでもされれば看破されやすい。
しかし、ATMではキャッシュカードを「所持」
パスワード(暗証番号)を「知っている」ことで初めて本人であると認証できる
2要素認証と言うものを用いているため、両方揃っていないと機能しないような仕組みになっている。

 

さて、なぜPINは4桁なのだろう。
これには深い理由は 特にない。

1967年のこと、現金自動預金支払機…俗に言うATMが世界初で設置された。
この時、開発者は6桁の暗証番号を想定していたのだが
開発者の奥さんが「6桁は覚えられないわ…」ということで4桁になったそうだ。
結果として、アルファベットを含めなくて良くなった関係でATM筐体にはテンキーのみ実装で済むこととなる。
これに倣い現代のATMでも利用されている。

なお4桁の暗証番号には注意点がある。
特に、自身の誕生日・車のナンバー・携帯の下4桁など
第三者から推測されやすい数字は避けるべきである。
また1234 7777 1122 など連続した数字やゾロ目も避けるべきだ。

例え4桁でも意外と決めようとすると悩むものだ
パスワードはよく考えてから決めておこう。
もっと言えば覚えておこう。