攻略本片手にゲームを楽しんだことはあるだろうか?
私はある。
この本はゲーム内の地図やアイテムデータなどを内容としていて
料理で言うレシピ本のような立ち位置である。
また、最近の攻略本には開発者インタビューや設定資料などが収録されている場合があり
むしろ、こちら見たさに攻略本を購入するケースも少なくない。
特に、スクエアエニックスから出版される「アルティマニア」にはゲーム攻略情報から設定資料まで、幅広い情報が掲載されており
これさえあればゲームをしなくてもゲームに詳しくなれると言われる本もある。(その分分厚く総ページ数500を軽く超えていく)
しかし、2000年に突入しインターネットが普及し始めたあたりで
攻略本に載せるような内容は、ネットにも載るようになってしまったため売れ行きは落ち込み始めてしまっている。
ゲームユーザーとしては、紙媒体の攻略情報を待つより、ネットで調べてしまった方が早いのだから、仕方ないとも言える。
インターネットである以上、得た情報が本物かどうかは自身で見極めなければならない。
例えば「Aという操作の後 Bをして最後にデータを消すとCが貰える」のような明らかな嘘情報があったりする。
また、ゲーム内でバグを意図的に起こせる方法が公開されたときには、多くの人がそれを行ってしまいゲームが進行不能になるケースが実際にあった。
このケースは後に修正プログラムを配布する等の対応がとられた。
攻略本ならこうならなかった。
…といいたいところだが、紙媒体でも嘘が記載されていたこともあったりと
今も昔もゲーム攻略は変わってないようだ。