ほげふが

hoge huga…

コレを見て何のことだか分かる人には無縁の話である。

 

プログラムに触ると時折見かけることのあるhoge huga
読み方は ほげ ふが
ふと思い出せば、大学の講義中にも「ここは適当にhogeとします」なんて言っていたような。


いや hogeってなんだよ。

最近また目にして気になってしまったので調べてみると
このhogeだのhugaだのはメタ構文変数と呼ぶらしい。
そして意味の無い言葉である。

プログラムの世界では変数(箱のようなイメージ)を定義する。
その際、分かりやすい名前をつけて後々使うが
この名前には特に決まったルールは無い。
その為サンプルコードを書く際に困ったことになるそうだ。

いくらルールが無いとは言え、仮に「書類」と箱に名付けたとする。
となれば「この箱には書類を入れる」と思ってしまうだろう。
変に意味のある名前にしてしまうと、意味のある物なのかどうか
コードを書いた本人以外は分からないという状態になる。
かといって、意味の無い名前と言われてもすぐには出ない。

そんな中で生み出されたのがhoge huga piyo hogera foo bar qux…等などの意味の無い名前達である。

これにより、プログラマーは意味の無い名前で悩まなくて良くなり
一目で「サンプル」と分かるようになったのだそうだ。

時に、人名を記入する場合に「○○太郎や○○花子」と目にしたことは無いだろうか?
実は、この○○太郎がメタ構文変数(的なもの)にあたる。
なので我々は○○太郎と見れば「ああ自分の名前を入れるのね」と思えるはずだ。

hoge には、特に意味は無いのだと思おう。