ベストエフォート

Wi-Fiであろうと光回線であろうと、通信速度は速いほうが良い。

 

Wi-Fiであれば、時間帯によって速度がガクンと落ちたり
人混みの中では電波を拾いにくくなってしまう。
はたまた…そうでない日もある。

 

光回線は比較的安定しているイメージがあるが
環境によっては、速度がでないときがある。
例えば、一部の機器・ケーブルが光の伝送速度に対応できていない場合だ
こういう場合は、機器・ケーブル等の見直しをすることで改善する。
ルータ、HUB、LANケーブル…どれか一つでも対応できていなければ速度低下の原因となる。

 

さて、ベストエフォートという言葉がある。
これは最大限の努力と言う意味で、ネットワークの世界にはよく登場する。
「最大1Gbps」と表記されていれば、常に1Gbpsで通信できるものだと思うが
実際は「ベストコンディションであれば」1Gbps出せますが、そうじゃないときもありますよと言う意味になる。
これがベストエフォートだ。

時間帯・天候・機器の劣化・接続台数などなど、様々な要因がある中で最高の条件を整えることは難しい。
確かに、ギャランティ型と呼ばれる回線サービスもあるが、こちらは回線を提供するために専用の設備を設ける。
そのため設備の維持等でコストが嵩んでしまうため、どうしても利用料金が高くなる。

 

著しく速度が出ないのは問題だが「最大1Gbps」は理論値だ。
様々な要因で速度が出なくなる事は念頭に置きつつ
使用する側もベストエフォート。