元不登校児のICT支援員が思う「不登校」に対する印象の変化

このブログでも時々記事に書いていますが、私は不登校ICT支援員です。学校訪問をしないICT支援員ではなく、中学校からほとんど学校に行っていなかった元不登校(登校拒否)生徒で現ICT支援員。

時々、学校訪問時に先生方との雑談で出てくるネタでもあるんですが、通常はこういったお話をする機会もないので、驚かれることもしばしば…

”そんな重大発表していいんですか?”的な反応もあったりします。今となってはただの”過去の出来事の1つ”なので、本人は隠しているつもりは全くないんですが…

先日、不登校の生徒が通う相談室で一緒だった仲間と、久しぶりに集まる機会がありました。それぞれ色々あったけれど、普通に暮らしている人の方が大多数です。
当時(もう30年も前…)学校や先生から受けた理不尽な対応のあれやこれやも、共有できるくらい過去のことになっています。

個人的には今の学校が昔と良い意味で変わったところを、ICT支援員として見つけることができるので、ある意味恵まれているのかもしれません。今の子どもたちにとっては普通のことなので、気付かないのでしょうけれど…

「登校拒否」から「不登校」へ言葉自体も変わりましたが、不登校に対するイメージの重さも変化していると実感しています。真只中にいる子どもさんやご家族の方は、不安や悩み事も多いとは思いますが…私たちのような元不登校児が大人になって普通に生きている、という…これも一つの実績になるのでしょうか。