ICT活用の”足し算”から”掛け算”になるとき

特別支援学校の高等部で、情報の授業を担当してきました。

タブレットを使って写真が撮影できる、撮影した写真を確認することができる、写真にペンツールを使って書き込みができる、キーボードで文字入力ができる、決められた時間の中で作業ができる…

今まで担当されたきた先生方が積み上げてきたことが、生徒の中にたくさんあって、その上で今回の私たちの授業のように新しいチャレンジができると思っています。

ICT活用の積み上げって日々小さなことですが、一つ一つ足していったものが、いつの日か突然足し算から掛け算になる時がきます。

鳥取県で関わってきた特別支援学校の児童生徒も、小中学校の児童生徒も、先生方もそうでした。

1つ1つできることが増えていく足し算の時も楽しいですが、掛け算になった時の楽しさおもしろさを、一人でも多くの児童生徒先生方に体験してほしいと思っています。

1たす1の足し算から始まったことが、いつか無限大の掛け算になる。ICT活用に限らず、いろいろなことにも当てはまりそうですね。