GIGAスクール構想4年目に入って思うこと

中学校は全ての学年が、小学校は半分の学年が入学時から一人一台タブレット端末があることが当たり前という状況です。

小中学校のICT支援員も4年目ですが、児童生徒や教職員もGIGAスクール4年目となり、一年一年の積み重ねが突然ブレークスルーのような形となって現れてきたと実感している今日この頃。

弊社は、紙のドリルやノートなどをタブレットに置き換えることを「ICT活用」と考えてはいません。この考えのもとにICT支援員として、これまで取り組んできたことは、地道にコツコツと”タブレットでできること”を、日々伝えていただけです。

現在、タブレットを一つのツールとして使いこなしている子どもたちの様子を見ていると、小学校1年生の初めてタブレットを使う授業で支援員が話している「タブレットは学習に使うもの、文房具とおなじ」という言葉を、想像していた以上に大きく越えてきたな…と思うのでした。

私たち大人は、つい機器の操作や情報にとらわれがちですが…もっと根本的に自らの考え方をアップデートしていかなくては、子どもたちの成長や進化をキャッチできなくなってしまいますね。