ヘッドホンの耳当て

近頃、愛用の私物がちょっとした破損をすることが多い。
今回はヘッドホンのイヤーパッドである。
(ちなみにHA-MX10-Bというヘッドホンである)
イヤーパッドというのはヘッドホン耳当ての部分のことで
最も肌に触れる部分のため、ケアを怠ると劣化しやすいのだ。
…といってもメーカによって素材が異なるため
10年保つもの、2年でダメになってしまうものと様々なのだ。
ダメになる主な原因は加水分解で、合皮等でよく起きる劣化である。
そしてこの加水分解は必ず起きる。
イヤーパッドはその合皮で作られているので、避けようのないことなのだ。

 

破損具合はというと、10年ほど使っていたためかイヤーパッドがぼろぼろ。
我慢しなさいと思ったかもしれない。
ヘッドホンを頭に乗せたとき、首にかけたときにそのイヤーパッドの削れたものが
大量に頭や首に付着しているのだ。
耐えられるだろうか?

無理!

そんなわけでイヤーパッドを取り寄せ交換することとした。

取り寄せたものは、SHUREというメーカーのイヤーパッドで
結構な先駆者達がコレにしていたのとSHUREという名前に惹かれたからだ。
(SHUREは80年以上続くアメリカの音響メーカーである)

イヤーパッドは引っ張れば外せる。
そうでない機種もあるので事前に調べておこう。
外したら付け替えるだけでよい。
メーカーが違っていてもぴったり。すこし感動。
ボロボロなほうは、改めてみると薄っぺらだったのに気がついた。
確かに、耳にスピーカーが直で当たってて痛くなることがあったような…。

何はともあれ装い新たにヘッドホンが復活。
地元じゃ雪が積もったらしい。
厚手の上着を用意せねばとふと思う。