私、一般の会社員でもあるICT支援員なので、今月は通常業務に加えて「インボイス制度」に「電子帳簿保存法」と、新たな制度のスタートや法改正にワタワタしております。
電子帳簿保存法の「紙のレシートや領収書を電子保存する」となると、スキャナーで取り込んでpdfデータにするとか、スマホやタブレットを使って写真撮影して保存するとか…
一応ICT支援員なので、これくらいカンタン!かと思いきや…調べれば調べるほど・・・?なことになっています。
なぜかというと…単純に電子保存するだけではダメで、改ざんを防ぐ目的で「タイムスタンプ」なるものを押す必要があるとか…
帳簿との関連性やすぐに検索できるような機能が必要だとか…
インターネットで調べると大体、困っているのですね…それならば”自社の商品やサービスを購入してください!”なWebページばかり。
肝心の一番知りたい、ではどうやって「紙のレシートや領収書を電子保存する」のか?という手順が細かく説明されているものがないのです。
参考までに…と、X(旧Twitter)を見てみると、困っている!大変だ!どうしよう!そんな面倒な制度はいらん!業務が増えるだけ!
そうだね、私もみんなと同じ気持ちだよ…と思いながら、そっとXを閉じたのでした。
それからは1つ1つ「タイムスタンプ」とは何か?今ある機器やシステムでできるのか?いつから本格始動なのか?といったことを調べまくったところです。
現時点で一つだけこれでいけるかも?という策があるので、後は実際に試してみるだけ。
こういうのを人より早く実行して結果を出して記事にすれば、アクセス数も伸びるのだろうな~と思いつつ、そこ本業ではないしこのブログって広告も付けてないし…
ということで、最後に学校でのICTに関連したことを付け加えるとするならば…
インターネットを使った探求学習の過程と、そこに潜む問題点が今回の記事に書かれているということ。
総合や探求の学習でよく、インターネットで調べたことをそのまま発表しているだけ…という場面を見かけるけれど、それって何を総合したの?何を探求したの?
と疑問に思ってしまうのです。何の課題解決にも至ってはいないではないかと…
そう…大人になっても社会人になっても、こうして様々な知識を連携させて、物事を探求することがあるのだよ。
授業で大事なのは、実際にその過程を経験してみることで、正解や答えを一つ出して発表することではないんだ…