タブレットを使った体育の授業で想定外のビデオ判定⁉

体育の時間にタブレットを使う用途として、記録する、作戦を練る、動画を見る、身体の動きを確認するなど…様々な使い方があります。

先日、チーム対抗戦で行う球技の試合を動画撮影し、作戦タイムで使うという授業支援に入っていて気が付いたことがありました。
昨年度も同じ時期に同じ学校の同じ学年の授業支援を行っていたのですが、味方チームでどのようにボールを回すのか、相手チームのどこをねらうのかといった各チーム”点をとるための作戦”を話し合っていました。まさに先生のねらい通り。

今年も同様に授業が進んでいったのですが、1つだけ昨年度は見なかった現象が起こったのです。
それは”撮影した動画を判定につかう”こと。
ラインを出ているか出ていないか、身体に触れているかいないかといった、まさに「ビデオ判定」をしているのです。

想像するにこれは…昨年12月のサッカーFIFAワールドカップ日本対スペイン戦のVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)と、そのニュースがきっかけでは?と思うのです。VARが導入されているのは、Jリーグやバレーボールなど他にもありますが…ワールドカップのあの試合は話題になったので、影響も大きいのだと…
まさか体育の授業やICTにまで波及するとは思ってもいませんでしたが、先生や支援員の思惑と違うところでの子どもたち適応力や応用力が垣間見れた時間でした。