説明書との付き合い方

マニュアル・説明書はたまた手順書に従えば基本的には問題ない。
そう、基本的には。
これは、某作業に携わる作業員のひとりごとなので悪しからず。

 

時折、手順をある程度固定し結果(品質)を統一させるために、マニュアルを用意する場面がある。
これがあることで、経験の深さを問わず「誰でも」同じ結果を得ることができる。
マニュアルを使う側も上から下へ、1から10へ順を追えば良く、書かれている内容が理解できれば問題は起きにくい。

 

ただ、マニュアル通りにうまくいく事はそう多くない。
実物の形状(画面・機種)が違う、誤った操作をした、そもそもマニュアルに間違いがある
など理由は様々だ。

大半のミスはヒューマンエラーで起こる。つまるところ「うっかり」だ。
また、マニュアルはベストな作業(操作)環境を想定して作ることが多いので
実際の環境とは違っている可能性がある。
そういう点の対処は、マニュアルには記載されにくく
マニュアルを鵜呑みにすると、書かれていること以外に対応できない危険が潜む。

 

説明書やマニュアルを100%信じることはせず、30%くらいは疑いつつ
マニュアルにのっていない事柄は「そういうこともある」と記憶の片隅に置いておく。
こういうスタンスが、結構やりやすいのではと、ふと思う今日この頃。