先日新聞で、GIGAスクール構想で小中学校に配備されたタブレットの使用頻度に関する記事を目にしました。
授業でタブレットを、どのくらいの頻度で使用しているか?という調査で「ほぼ毎日使用している」小学校6年生が約3割という結果だったとのこと。
都道府県別の割合について書かれていたのですが『市区町村や学校によっても使用頻度に差がある』と文科省の担当者も言っているそうだ
(個人的には私も同じ意見です)
わかりやすく数字にとらわれがちで「タブレットを何にどのように使っているのか?」という部分には、まだまだ注目されないんですね…という感想。
ドリル系教材を「毎日使っている」ことが、毎日タブレットを使っていることになる。
ただ紙の問題集やドリルが、タブレットに変わっただけなのに?と思ったりします。
Classroomで課題を提出することも、操作に慣れてしまえばドリルやアプリと同じ。
小学校6年生の使用頻度が毎日ではなくても、タブレットでプレゼンテーションを作成して、自分の言葉でまとめて発表することができたら・・・
タブレット利用で「子どもたちに身に付けてほしい力」って、一体何なんでしょう?
使用頻度と活用度合いは比例しないということも念頭に入れて欲しい…ICT支援員の思いでした。