思わぬデジタルデトックスをしたことで気が付いたこと

先日、鳥取県の大山(だいせん)の麓で、半日だけとあるイベントのサポートをしていました。
人工的な建造物や車通りのほとんどない、自然あふれる藪(やぶ)の中。
一応通話やインターネットが使える環境ではありましたが、半日ほどデジタルデトックスをした結果になったわけです。

そこら辺を飛んでいるアプ?ブト?に刺されないように、できるだけ人としての存在感を消すとか…
ガなのか?チョウなのか?瞬時に見分けるとか…そんなことを意識したのってウン十年ぶりではないかな?

虫対策以外にも、サポート内容的に様々な状況判断が必要だったり、視覚や聴覚といった五感を研ぎ澄ませたり、風や陽射しの強弱を感じたり…
日頃意識しないようなことに、意識を集中させた日だったと思います。

何より大自然の中でごまかせないのが、他人と一緒にいる時にスマホに逃げられないこと。
今この状況でSNSやLINEしてますとか、ニュースをチェックしてますとか…もろもろ不自然すぎるし(実際はそんな時間もほとんどなかった)
もう人と人として向き合うしかないという…
なんというか…本来人間が持っている力を、久しぶりに奥深くから呼び起こされたような感覚です。

大人になったからなのか、デジタル機器のおかげで弱ってしまったのかはわかりませんが。
人間の持っている力とデジタル機器を上手くかけ合わせたら…もっと上手にICT活用ができるはず!と思ったのでした。