時折、当ブログには「ベータ版」という言葉が登場する。
ベータ版とはなんぞや。

 

簡単に言えば、ソフトウェアやサービス等の「試作品」である。
試作品と言っても、ギリギリ試作品の段階の状態で
使えなくもないけど、不具合が出てしまうかもね　みたいな状態をベータ版と呼ぶ。
別名、評価版とも言うこともある。
ちなみに、ベータ版の前段階をアルファ版と言う。

 

このベータ版は、製品のリリース前にこっそりと一部のユーザーに提供され、実際に使ってもらい
不具合等の問題点を見つけることを目的としている。
プログラムっぽく言うなら「デバッグ」だ。
なお、こっそりと一部のユーザーに提供するのを「クローズドベータ」
反対に多くの人に見てもらうのを「オープンベータ」という。
ゲーム業界ではアーリーアクセス・早期アクセスと読んでいる。

 

ベータ版である以上、不具合はつきものだと思って触るべきだ。
むしろその不具合を見つけておかないと、リリースされたときに大変なことになりかねない。
製品版を手にしたときに大きな不具合が少ないのは、言い方は悪いが誰かが犠牲になってくれているのだ。
テスターありがたや