何の因果か、私のスマホには迷惑メールが届く。
どこかにメールアドレスを登録した訳でもなく、本当に何故か届く。
オマケに毎月届くわけではなく、忘れた頃にやってくる。
昨日の朝から夜にかけて、興味深いメールが届いたので面白がりながら読みこんでいくことにする。
まず差出人は「H・結弦」と名乗る人物。
何故アスリートと思われる人から一般人にメールが届くのだろうか。
この時点であり得ない。
どうして私のメールアドレスを知っているのか、むしろ不審に思うところである。
決して、あのH君!?と舞い上がってはいけない。
本物である確証はどこにもないからだ。
次に本文。
「中居さんご無沙汰しています。」から始まり
ソチオリンピックの頃からお世話になっており、その中居さんに相談事がある旨の内容だ。
そして、文の最後に相談事の内容も含め、なぜメールでなのかの理由も1時間後 再度メールをするとのことだ。
そもそも私は「中居さん」ではない。
だからと言って、自身が「中居さん」ではないことを相手に伝えようとしてはいけない。
9:08 2通目が届いた。
1通目が8:00頃だったので、大体1時間となる。律儀だ。
このH君、機種変をしたらしく、その際連絡先がなくなってしまい
薄ら記憶に残っていた「中居さん」のメールアドレスを打ち込んでみたのだそうだ。
それが何故、私のアドレスになるのだろう。
ひょっとすると「中居さん」のアドレスが私のものと似ていたのかもしれない。
そんなわけない。
その日の夜 3通目が届く。
もしかして違う人のアドレスですか?なる内容だった。
そして最後に「もし間違ってたら申し訳ないですが違うとお返事ください」とある。
よほど焦っているのか、何か文章が変だ。
もしかしたらH君は困っているのかもしれない。
なら一刻も早く「違う」と伝えなければ
…などと思ってはいけない。
この手のメールには、何度も言うが決して返事をしてはいけない。
返事をしてしまうと、そのメールアドレスが生きている(使っている)ことが分かってしまうので
そこから、他の迷惑メールが送りつけられる可能性がある。
届くメールの中には個人情報を抜き取ろうとするメールや、架空請求をしてくるメールもある。
要らぬトラブルを起こさないためにも、迷惑メールには反応しないことをオススメする。
ちなみに、このH君のメールアドレスを確認してみると
sekaityanpion@ となっている。
世界チャンピオン…ローマ字かあ…