以前、電話を切るときの音は「ガチャ」ではないと書いた。
電話と言えば受話器のイメージが、今ではスマートフォンに置き換わっているからだ。
ネットにしてみても
アナログ回線からデジタル回線に置き換わっていくし
電話線から光回線、有線から無線へと形を変えていく。
私の場合、記憶のどこかにダイヤルアップの音を覚えているくらいなので
今の学生たちは音さえ知らないんだろうなと思うと、なぜだか恐ろしくなる。
彼らが大人になる頃には、ケーブルの類いは一切なくなっているかもしれない
キーボードなんていう物理的なデバイスが必要なくなっているかもしれない
もしも、そういう時代になっていたとして、そのときの私は「昔の方が良かった」という台詞を言うのだろうか
今まで使っていたものが「化石」とか呼ばれるようになるのだろうか。
化石についての知識があるなんて、さながら考古学者のように見えなくもない(?)
暦の上では春となった。
新しいモノやコトが始まる季節でもある。
有ること無いこと想像するのもたまには良い。