つい手癖で

「つい手癖で」なんて台詞がある。

ドラマや小説の中で、よくスリの常習犯かなんかが口にする台詞だ。
手癖とは、習慣的にしてしまう手の動きのことや、つい盗みをしてしまう癖のことだ。
もっぱら、盗みの方の意味で使われることが多いだろう。

 

ただ個人的に、例え盗みとはいえ、習慣的に事を行うために相当な時間を費やしたのだと思っている。
毎度、どうやるんだっけと立ち止まっては、すぐに捕まってしまう。

マジック然り、運転然り
つい手癖で行えてしまう事って、実はすごい事なのではないかと
久方ぶりにネクタイを締めつつ思っていた。

もちろん、大苦戦である。