イヤホンのあれこれ

イヤホンやヘッドホン、皆さんは使っているだろうか。

私に関しては言わずもがなである。

実は、イヤホンの原型がヘッドホンにあたる。
元々は、音楽鑑賞用のものではなく、電話交換手用のものであったといわれる。
スピーカーは片耳だけ、オマケにマイクも付いていたので、どちらかといえばヘッドセットの原型であったともいえる。

1910年代のこと、スピーカー部分をヘッドバンドで繋いだものが誕生する。
この辺りから、音を聞くためのものとして活用されていく。
そして1949年、サウンドチェックの為のヘッドホン(モニターヘッドホン)が誕生する。

ウォークマンも当初はヘッドホンタイプを採用していたが、持ち運びを売りにしていたのもあって
ヘッドホンの小型化を試案し、1982年イヤホンが誕生する。
当時は、インナーイヤー型ヘッドホンと呼ばれ「イヤホン」と言う呼び方はしていなかったそうだ。
そして40年が過ぎ、イヤホンからはコードが消えた(ワイヤレス)。

 

そんなイヤホンには、2種類あるのをご存じだろうか?
イヤホンには、インナーイヤー型や開放型と呼ばれるものと、カナル型や密閉型と呼ばれるものがある。

インナーイヤー型は、Appleの純正イヤホン=EarPodsを思い浮かべてもらえばしっくりくるだろう。
耳の表面に引っかけるタイプのイヤホンだ。
耳の大きさによっては、耳から外れやすくなってしまうのが玉に瑕。

 

一方カナル型は、耳に入れ込むタイプのイヤホンだ。
耳に入れ込むことから、耳栓型とも呼ばれることもある。
イヤホン装着時の遮音性が高く、密閉というだけに音漏れがしにくい。
そんな密閉感が苦手だという人もいたりいなかったり…だとか。

 

自分に合ったイヤホンで、良き音楽ライフを。