学校のiPadは目的を持って使う(使わせる)ことが大事

ほぼ毎日、いろいろな学校に行っているICT支援員です。

ICT機器の活用方法、方針や方向性について、誰がキーパーソンなのかが学校や状況によって違います。
先生個人、担任の先生、情報担当の先生、教科の先生、管理職の先生、教育委員会、ICT支援員などなど…学校や地域によってそれぞれですが、誰が主導権を握っていても、大切なのは目的を明確にもってiPadやICT機器を使っているか?です。

この目的がないと、どこまで出来たら良しなのか?がわからず、評価も改善もできないので、なんとなくただ使っているだけという事態になってしまいます。一度こうなってしまうと流れを変えるのはとても大変なので結果、このダラダラ感が長期的に続くという…これは学校のICTに限らず、支援員の業務自体も同じなので気を付けたいところ。

PDCAサイクルはもう古いとか言われていたりしますが、基本のきほんのPDCAが回っていないことも多々ありますよね。
ICT機器を授業で”使用する”ではなくて”活用する”というワードが、一周まわってより意味を広げて深めて戻ってきた感じがする今日この頃でした。