ことわざの1つに「風が吹けば桶屋が儲かる」とあるがそれはなぜだろう。
1. 風が吹くことで砂が空気中に舞い、それが目に入ってしまい失明してしまう。
2. 三味線が売れる(江戸の時代、失明した人は三味線を弾いて生計を立てていたとされている)。
3. 三味線を作るのには猫の皮が必要になり、自ずと猫の数が減っていく。
4. 猫が減ったことで、ネズミが増える。
5. 増えたネズミたちは桶を齧り始める。
6. 桶が齧られ使えなくなったので、新たに桶を買い直そうとする動きが生まれる。
7. 桶屋が儲かる。
と、いうことらしい。
さて。
「雨が降るとWiFi が遅くなる」というのをご存知だろうか?
そもそも、WiFi の というより電波自体、湿度や水分に弱い。
電波の一部が雨粒によって吸収・反射され電波が弱く=減衰してしまうことを降雨減衰という。
特に、大雨や雷を伴った雨で起こりやすく、WiFi ・BS/CSなど 電波を受信するようなものは全て影響する。
また、雷雲が近づくとラジオから雑音が出るように、雷雲もまた電波に干渉するのでWiFiが遅くなる原因となる。
当然、雷雲があれば落雷もある。
落雷で基地局などの施設に被害が出る事も有り得る。その場合は、通信自体行えなくなる可能性が出てくる。
そして「雨が降ると外に出たくない」「今日はお家でゆっくりしよう」ということで
皆が一斉に電波を利用し始めることも原因となる。
電波が混線・干渉したりすることでWiFiが遅くなるのだ。
5月はまだ中旬だというのに、梅雨入りなのだとか。
雨が増え、今よりもっと家にいる時間が増えていく頃。
なーんでかWiFiが遅いんだよなあ、というときは「雨のせい」なのかもしれない。
嘘みたいな本当の話。
雨が降れば、Wi-Fiが遅くなる。