はなし屋はすごい。

すごい、とは月並みな。
とはいえ、話すことを生業としている人たちは、本当にすごい。

 

例えば、アナウンサー。
この原稿を何秒で!と言われればその通りにぴったりに原稿を読み上げる。
しかもちゃんと内容が伝わってくる。
初めて見る原稿だとしても、時間はピッタリなのだから恐るべし。

ラッパーもすごい。
ラップには「韻を踏む」というのがある。
これは「同じ音や母音を持つ言葉を繰り返し使う」という手法で、どこかダジャレと似通ったものだ。
(ラップをダジャレと言うと本職の人は怒る気がする)
はにわのてりぃ ジャイアントペンギン みたいな感じ。
1つの単語に対して、10個以上の同じ音を持つ言葉を瞬時に考えたり
考えつつリズムに乗せていたり。頭の回転が速いのだろうか。

落語家、噺家もすごい。
寿限無のような、長い演目を覚えていて、噛まずにすらすらと話すことができる。
身振り手振り、抑揚 色々含めて面白い。
ラッパーよろしく、頭が良くないとこんな芸当はできない。
日曜日の夕方テレビで見かける黄色い人も、おばかでやっているけど実はやっぱりすごい人なんじゃなかろうか
能ある鷹はナントヤラ?

 

いやあ、話すことを生業とする、話し屋さんってすごいなあ。