小学校でのiPad活用-導入篇②-

iPadを導入、運用を開始するにあたって、決めておいた方が良いことがたくさんあります。

□ルールを決める
児童がiPadを使用する際のルールやマナー、情報モラルといった心構え的なiPadの扱い方を、学校の共通ルールとして決めておくと良いです。

□充電はいつ、誰がするのか?
iPadのライトニングの充電ケーブルは、児童には扱いが難しいようで、なかなか差しにくいということがあったり、ケーブル自体が壊れやすいものでもあるため頻繁に抜き差ししたくない、端末のバッテリーの消耗をできるだけ少なくするために、頻繁に充電することを避けたいといったことなどがあります。

□どのように使うのか?
iPadの活用方法といっても使い方は様々です。Googleをメインで使用するのか、ドリル系教材をメインで使用するのか、Apple製のアプリをメインで使用するのか…またはこれらをどのような組み合わせで使用するのか?小学校の場合は、中学校に上がったときに他の小学校がどのような使い方をしていたのか?との兼ね合いもあると思うので、案外重要なところだと思っています。

□年計と照らし合わせて活用の計画をする
朝の時間にiPadを使って問題を解くといった使い方だと、特に問題はないかもしれません(全校児童一斉使用で、ネットワークがもつかどうかは別として…)教科の指導の中に入れていくときは、他のクラスと差が出ないように計画を立てて活用する必要があると思います。

□学年別の活用方法を考える
低学年、中学年、高学年でiPadの活用方法も変わります。どの段階で何をするのか?ある程度流れが出来ているとスムーズです。

授業一コマ、一日、一単元、学期、一年、入学から卒業までの6年間、卒業後の中学校でのこと
期間を区切って検討してみると、まだまだありますが…書ききれないのでこの辺で締めたいと思います。