iPodが充電できるのに認識されなかったお話

つい2~3日前のこと私の友人の話ではあるが、事件は起こった。
友人曰く「2台あるiPodが両方とも同期できないのに充電だけはできている」ということらしい。
同期させようとしたPCはWindows10、iPodは第7世代と第4世代

友人はどうにかしようとネットで調べ、iTunesのアップデートを行ってみたりと彼是試していたが
アップデートでは解決せず。
iPodの再起動もOSのアップデートをしてもダメ。
片方のiPodは古すぎて、アップデートどころか電源ボタンが押せないので再起動不可。
友人は2時間格闘するも、とうとう音を上げ助けを求めてきた。

なんでだろうねえ、と電話越しに私は友人と話し合う。
「このコンピュータを信頼しますか」には「信頼する」を押したと言っているし
ケーブルは純正の物を使っているので、間違えてはいない はずだ。
PCからiPodの写真を見ることもできるから、PCもiPodも生きている。
iTunesの代用になるアプリケーションをダウンロードしてみるも、やはり認識せず

 

代用アプリでもダメとなると、Appleサポートが言っているように「Apple Mobile Device Service」が原因なのではと
デバイスマネージャーを開かせて確認してみると、 Apple Mobile Device Serviceというように表示されているというのだ。
これで原因が見えた。

 

Apple Mobile Device Serviceとは、所謂「ドライバ」というもので、簡単に言えば「ケーブル」のようなものだと思ってもらえばいい。
例えば、音楽プレーヤーとスピーカーで音楽を聴こうとしたとして
プレーヤーとスピーカーだけでは音は出ない。
ここでケーブルやBluetoothで機器同士を繋げば、音を出すことができるようになる。
このケーブルやBluetoothのようなものがPCにおける「ドライバ」である。

そこに原因があるなら、直せないこともない。
とは言っても、私には聞きかじった程度の知識しかないので直し方をネットで調べながら
そのまま友人を誘導、PCを操作させる。

ドライバの更新や再起動、再インストール、他のドライバも同様に、といろいろ試した。
決め手となったのはドライバの入れ直しだった。
一度Apple Mobile Device Serviceを削除して、ポータブルデバイスにあるApple iPodを右クリックしてドライバの更新をする…
というものだ。
小難しい内容なので、友人に伝わっているか不安ではあったが、なんとか入れ直しに成功
無事iPodを認識させることができ、同期も完了させたようだ。めでたし。

 

…もしも、同様のことが起こった時、iTunesのアップデート等で解決しなかった場合
Windows10のPCを使っているなら、iPodを接続した状態でデバイスマネージャーを開いて
ユニバーサル シリアル バス デバイス -> Apple Mobile Device Service
を確認してみるといいかもしれない。

デバイスマネージャーへのショートカットキーは
Windowsキー(CtrlとAltの間にあるキー)+ X キー を押してメニューを開いてから M キーで開くことができる。

 

 

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