ここ2年程、探していたものがある。
それだけ探していて見つからないんだから、無くしたか人にあげたかと思っていた。
使っていないエコバックを探していた時、ポロリとそいつは出てきた。
オーディオ端子をライトニングに変換するアダプタ、Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタである。
音楽を聴くときは、どう聴いているだろうか。
イヤホン、スピーカー、なんなら端末本体のスピーカーから。
近頃の主流は、やはりBluetooth接続・無線接続だろう。
ちょいと前ならiPodにヘッドホンを有線接続して音楽を聴いていた。(そのまま街を歩いたものだが今思えば痛々しい)
Bluetoothも流行りたてで主流ではなく、それなりに値も張っていた。
友人の音響バカ曰く「無線だなんてあり得ない、やはり有線だ」らしいので私もそれに便乗していた。
実際、音質の面で見ると若干劣化する場合がある らしい。
さて現代。
有線イヤホンが主流だったのに対し、いまやBluetoothイヤホンが台頭している。
電機屋を見に行くと、Bluetoothを推している印象が強い。Amazonも然り。
音響バカの影響か、Bluetooth接続タイプ買おうとしないし、手に入れても使わないので 流行に置いてけぼりを食らう。
車での移動が増えたので、カーステレオがメインになる生活になる。ますます置いてけぼり。
時々、愛用のイヤホンを使って音楽が聴きたい衝動に駆られる時がある。
その衝動をもとに、iPhoneに音楽を入れ、聴こうとするもイヤホンジャックがないことに気が付く。(ちなみに、ジャックが廃止されたのはiPhone7から)
あってもライトニング端子のイヤホンで、ソレで聴きたいわけじゃあない。
そこで先程の探し物の出番である。
これがあれば手持ちのイヤホンで音楽が聴ける!…と思って探すこと2年。
変換アダプタが見つかったは良いが、今度は愛用のイヤホン/ヘッドホンが見当たらない。
今の部屋にないということは、多分実家に置いてきてしまったんだろうなあ。
変に拘るせいで堂々巡り、にっちもさっちも行かない、こういう状態を詰みという。