ICT担当に向いている先生とは?その2

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ICT担当に向いている先生とは?

2、3年前に外部の研修会に参加した際に、講師の方が”特別支援教育のICT担当はマニアやオタクな先生よりも、むしろ苦手なくらいの40歳を過ぎた女性の先生が向いている!”と言われ、大きくうなづいていた私ですが、頭の中に具体的に思い浮かぶ人物がいたからです。あれからさらに実体験と繋がり今に至るので、ますますその言葉の意味は深まるばかり。

先生方の「こんな風に使いたいな」「この教科で取り入れられないかな」「iPadで〇〇ができないかな」というイメージや「〇〇がしたいけれど上手くいかない」「もっと良い方法はないかな」といったことと、私たちICT支援員の「機器をどのように使うのか」「〇〇にはこの機能やアプリが使えるのではないか」といった見ている視点と持っている知識の違いの相乗効果によって、結果的におもしろいことになったねということがあり、ここがICT支援員をしていて勉強になるところでもあり、楽しいところでもあります。

先生方全員がまずはICT機器に触れてみる、基本の操作からといった場合は別ですが…ある程度詳しい人や相談できる人がいる場合は”子どもたちのことを一番に考え、ICT機器の活用を推進できる”という方が、ICT担当に向いているのではないかと思っています。こうやって文章にすると当たり前のことのように見えるのですが、意外と難しいのが現状のようですよ…