iPhoneユーザーならきっと、見たことがあるでしょう。
初回にアプリやその機能を起動した際に、「○○へのアクセスを許可」というポップアップが出てきたことがあると思います。
知人から相談がありました。
dヘルスケアというアプリを使い始めたが、歩数がいつまでたっても出てこないうえ、ミッションがクリアできないというもの。
dヘルスケアというアプリでは、ヘルスケアアプリとのデータ連携を行っています。
最初に、アクセスを許可することでデータ連携が出来るようになる、と思いきや…
画面下部を見ると、ヘルスケアアプリの許可設定をオンにしておかなければならないとのこと。
オンには自動でならないということですね。
今回は歩数なので、アクティビティの歩数をみます。
最下部にある、データソースとアクセスをタップし、dヘルスケアの横のオンオフボタンをオンにしました。
これで良し。
きちんと反映されるようになりました。
以上の内容は、画面のどこに何があるか、画面を見て経験則で判断できる人にはすぐわかります。
でも、スマホに触れるようになって間がない人や、電話とメールくらいしかしないユーザーにとっては、大変困ってしまうこともあります。
近所の学生やお子さんなどに、スマホの操作を教えてもらったり、助けてもらったりした経験のある大人はそう少なくないでしょう。
小さいころからデジタルにふれることで、悪いことばかりではなく、将来も使い続けられる経験も身につきます。
最近、ニュースで幼児や児童の近視が問題になっています。
室内でゲームやスマホなどをすることが増えたためといわれています。
デジタルすなわち悪いもの、と考えてしまう人はいまだにいるようですが、
デジタルが悪いのではなく、使い方によって、道具はよくも悪くも変わるということが重要ではないかと思います。
今の時代、デジタルとかかわらずに生きるのは不可能です。
今後もどんどん生活と結びついていきます。
上記のような、画面を見て比較的簡単にわかることがわからないと、将来困るのは子供たちです。
遠ざけたり、大人が苦手だからと敬遠したりせず、向き合っていくことは、子どもたちのためにとても大切なことです。
道具を使うのは人間です。人間の使い方によって、悪いものにも、良いものにもなります。
ちょくちょく相談を受けるたび、道具の使い方を知ることは、意外と難しく、大切なことであると思わざるをえません。
子供たちにとって、よい方向へ向かうことを願うばかりです。