実験に必要な機材の設定

極夜中の北極圏Longyearbyenに滞在中。現在の緯度経度は北緯78度8分53秒,東経16度2分26秒です。標高520mの山の上で写真を撮影する準備。

LANケーブル・電源ケーブルを雪原に敷設し、建物から約10m外に出します。 
今回使用しているケーブルは、宅内で使用するケーブルと一緒で、敷設後10分もしないうちに硬化。
カチカチになりますねー(笑)しまう時はゆっくりしないとダメージが大きそうです。
写真左下にあるのが今回の観測用カメラ EOS KISS(改)です。センサーから赤外線フィルターをカットしてあります。これに超高級フィルターをセットして、観測方位にカメラを向けます。

そこで活躍するのがiPhone用コンパス。
このコンパスには1種類の設定があります。

それは真北を使用するかどうか。

真北は北極点を指し、磁北は磁力の北極点を指します。

今回の観測で必要なのは、真北なので、真北に設定します。
そして三脚にセット。

さて、寒い中でカメラはどれだけ生き残れるかなー