iPadOS13にアップデートしてみた「キーボード」篇

ダークモードのiPad[メモ]アプリを開いています。いつものキーボードがiOS13のアップデートで、フリック入力が簡単に出来るようになったのです。iOS12でも出来たよ!と思われるかもしれませんが、今回少しだけ進化しています。この僅かな変化が、実はとっても大きい変化!

↓ 通常のキーボード(日本語ローマ字)

↓ キーボード上に指を置いて、左右にパカっと開くと分割される

これは以前からあった機能

↓ 日本語かなのキーボードをピンチイン(指2本でつまむ)で小さくした

これも以前からあった機能

キーボードの切替は地球マークをタップが長押ししてみてくださいね。

iPadでもiPhoneのように、フリック入力をしたい人にとってはとてもよい機能でした。ところが…特別支援教育の現場、特に肢体不自由の場合は、キーボード上の左右の手の移動が困難で入力に時間がかかる、左手だけで操作したいといった状況が何度もありました。どうしてフリック入力が右側にしか配置できないのだろう…と、長らく思っていたのです。

↓ 左側にも配置ができるよ!

そして今回のアップデートで、自由にキーボードを配置できるようになりました!日本語ローマ字も日本語かなも手書き入力も、文字入力アプリのキーボードも、割と自由に配置することができます。

↓ こんなところにも小さくキーボードを表示できる

マウスが使えるようになったり、ヘッドトラッキングできたり、今回のiOSアップデートでさらに操作の幅が広がったのではないでしょうか。