SIMフリーの落とし穴。

秋分の日を過ぎまして、漸く、秋の文字が見られるようになりました。
秋、と言えば食欲であったりスポーツ、行楽などなどですね。
そんな「秋」の始まりは、天文学的には秋分の日から、暦ならば7月から、はたまた気象学的には9月からだったりするわけです。いつなんですかね。
私個人としては、落葉して木が剥げ始めたくらいが秋の入口なのではと思います。

 

さて。
行楽シーズン、ちょっとした旅行のお供のモバイルルーター
室内じゃあなくてもWi-Fiにありつけるスグレモノ。(ポケットWi-Fiとも言われたり)
このルーター君、日本国内のみならず(機種によっては)海外でも使えてしまうのです。
そこで鍵となるのが「SIMフリー」。

SIMフリーとは、どんなSIMでも使えちゃうよー みたいな感じです。
通常、iPhoneなどをNTTドコモやSoftBankのような大手会社と契約した場合
「そのスマホね、ウチのSIMしか使えないからね」と契約した会社のSIM以外は使えないようになっています。
このことをSIMロックと言います。
ルーター君には、そんな縛りのない機種が数多くあり、SIMさえあればどこだってWi-Fiがある環境が作れてしまうのです

 

…が。
SIMさえあれば、なんでもいい 訳ではなかった。

例えば、海外にルーター君を連れて行ったとして
SIMフリーだし大丈夫サ!と空港で安そうなSIMを購入したとしましょう。
本体にSIMを挿入しても電波が飛ばず、ルーター君は充電のできる文鎮に早変わりするわけです。
つまるところ、スマホもまともに扱えないので、空港からホテルに行くことも危うくなるのです。
一人旅なら尚更。

日本国内でも、格安SIMというけれど元をたどればドコモ回線だったり
大手3社の回線を使っているはずです。
ドコモ・ソフトバンクの回線は使えても au は使えない、なんていうこともあります。

 

決して安いからダメだった。ということではなく
SIMフリーのモバイルルーターといえどもSIMの回線次第で、使えない場合がある。
が今回の落とし穴。
海外に持っていく前に、購入する前にどこが使えそうか、事前に調べておくのが吉かもしれませんね。
忘れ物も防げて一石二鳥になる、でしょう。