視覚障がい者が使う画面読み上げソフト「PC-Talker」ですが、これの使い方にちょっと特殊なものがあります。
KTOSというものですが…どうやって使うのか、かんたんにご紹介します。
実はこの機能で使うには点字を理解していることが必要です。点字は6つの点を使うことで文字や数字、アルファベットや記号を表現できます。KTOSはこの点字の入力方法でパソコンで文字が打てるというソフトです。
文字入力の際に使うキーは主にFDSJKLのキーです。この6つのキーを組み合わせることで文字を打てます。例えば、「あ」だと1の点だけなので、「F」と打ちます。「い」だと「FD」の同時打ち「う」だと「FJ」の同時打ちなど点字の点を6つのキーボードに置き換えて打ちます。
この方法を使えば点字ユーザーでも6点入力で墨字のテキスト文章を打つことが可能ですし、ネット検索もできます。
なかなか知られていない機能ですが、点字ユーザーには重要なんですね。