ICT支援員普及促進協会というところから、ICT支援員基礎研修・夏季講習会のお知らせが届いた。そういえば社内に3名、ITCEのICT支援員能力認定試験合格者がいることを思い出したというほどに、普段はすっかり忘れている。
よくよくお知らせを見ると、ICT支援員普及促進協会とITCEって全くの別物…「この度、日本におけるICT支援員の地位向上と労働環境・条件の最適化、スキルアップと孤立しがちのICT支援員の相談窓口となる為にICT支援員普及促進協会を設立しました」と書いてある。郵便物が届くということは、個人情報だけはしっかりと繋がっているのだろうか…?
↓ ICT支援員普及促進協会
http://xn--ict-1s4e420e8vb.com/
↓ ITCE ICT支援員能力認定試験公式サイト
https://jnk4.info/itce/index.php
そしてICT支援員認定資格は、講習を受けてブロンズ、シルバー、ゴールド、プラチナというランクを取得できるというもので、それぞれ年会費が必要。(プラチナとゴールド資格は準備中)しかも、ゴールドはITCEの「ICT支援員」資格相当ということは…わざわざ3日間の講習を受けて、年会費払ってまで取る必要がないということか…
ICT支援員を増やしたい、けれどITCEの認定試験合格者数が伸びないことによる救済措置なのか、よくある認定資格のための協会設立なのか…個人的に今後の動向に注目しているところ。
それにしてもICT支援員って、ネットワークや機器のことはもちろん、校務や文科省の学習指導要領、授業支援、情報モラルや著作権、情報教育セキュリティポリシー、コミュニケーション能力、特別支援教育に至っては障がい種別の支援方法、アクセシビリティなどなど…挙げるときりがないくらい、必要とされる知識や技術が盛りだくさん。
今のところICT支援員のスキルアップや情報収集と蓄積は、各個人の努力や経験によるところが大きいと感じているので、この辺りのサポートがしっかり整備されると良いな~と思っている”孤立しがちのICT支援員”の独り言でした(笑)