学校に保護者でもない外部の大人が来て
iPhoneやiPadで写真を撮るって
基本的にNGだと思いますよね
そんな中でも私達、ICT支援員は
校内でiPadを使っている様子をカメラで撮影して
”ICT機器活用事例”なるものを作成する
というミッションを遂行することがあります
このミッション、誰かに命じられたとかいうわけではなく
ICT支援業務を行っている中で、必然的に発生したものですが…
(詳細は、いつか別記事で書こうと思います^^)
ただ、この事例もオープンに公開しているわけではなく
1.学校内の情報共有
2.鳥取県内特別支援学校間の情報共有
3.社内の情報共有
以上3つが事例作成の主な理由です
かなり公開範囲が限定されたものですが
それでも、写真を撮影する場合は
児童/生徒の顔や名前が入らないように…と
個人情報に関しては特に気をつけています
さらに、個人的にiPadProを業務用に使っているのですが
学校訪問時に写真撮影をするときは、ほぼ9割iPadProで撮影
例外があるのは、知的障がいの学校に行くとき
授業中に”カシャ”というシャッター音がすると
フリーズする
ビクっ!となる
驚いた顔で固まる…という子どもが中にいたりするので…
今では小さな端末(私はiPodTouchを使用)に
無音シャッターのアプリを入れて使っています
もちろんですが
盗撮、不審人物だと思われると困るので
事前に担当の先生に写真撮影の許可をいただいています
場合によっては、撮影後に実際に撮った写真を
確認していただくこともあります
iPadでカメラを向けていると、フレーム内に
ポーズをとって入ってこようとする無邪気な子どもや
iPadの画面をこちらに向けて持ち
iOSアプリ開発者が取材を受けている場面か
官房長官の元号発表さながら~みたいなことも…
心の中では
”画像を加工しないといけなくなるからやめてー”
と苦笑いですが、可愛いので許してしまう( ´艸`)
逆に盲学校/視覚支援学校の場合は
ほぼ100%シャッター音ONです
シャッター音ONの時というのは
どこの学校、場面でもそうですが
”今、私、写真撮りましたよー!”
という周囲へのアピールでもあります
このように
個人情報と障がい特性の2つの観点からの配慮が必要なため
学校、障がい種、場面、対象者/物によって
カメラアプリの使い分けをしているのです
スクショした画像をAirDropで送ると
”えー!そんなことできるんですか!知らなかったー!”
と言われることがありますが
もうそろそろ、この辺りはデフォで知っておいてほしいところです