80年代生まれの私にとって、8月31日は”夏休み最後の日”
というイメージがなかなか払拭できずにいる
中学1年の1学期から不登校(当時は登校拒否)で
結局、卒業まで学校に復帰することがなかった私が
まさか、30歳もとっくに過ぎてから
ICT支援員という形で学校に行くことになるなんて
思ってもいなかった
楽しそうに学校に来ている子供たちを見ると
登校しているだけで「すごいなぁ」と感心してしまう
私の場合、1年生の夏休み期間中に
市の相談室へ繋げてもらい
2学期早々から相談室へ通いはじめた為
早い段階で学校から切り離されたことは
本当に不幸中の幸いだったと思う
(相談室通いがなければ、今頃ひきこもりだったかも?)
学校へ来てほしい先生
学校へ行かせたい親
学校へ行きたくない自分
大人たちの都合で
自分の知らないところで
様々なことが決められ、世界が動いていく現実
「なぜ学校に行きたくないのか?」と聞かれても
これといった明確な理由がないのに
どう答えればよいのか…
何と答えたら、周りの大人たちが納得してくれるのか
子供ながらに自分の語彙力のなさに
言葉を持たないイルカになりたいとも思っていた
その反動なのか、大人になった今
こんなにしゃべるなんてね(笑)
夏休みが終わる日
「宿題が終わってない!どうしよう!」って
始業式から学校に行くことが前提で
むしろ学校に行く気満々だなんて
とっても幸せな悩み事に聞こえるのは私だけだろうか
学校に行くことで、将来の職業選択の幅は広がるかもしれない
だけど、学校に行くことだけが全てではないことも
実体験として知っている人もここにいる
「学校に戻すことがゴールじゃない」
https://futoko.publishers.fm/article/18576/