特別支援教育に関わっていると「音」について考える機会は多いです。
今回はイヤホンやヘッドフォンについてすこし考えてみたいと思います。
ちなみに筆者の愛用のヘッドフォンはBOSEのQC35だったりします。Bluetoothでノイズキャンセリング機能もついているので、本当にありがたいです。iPhone7以降のiPhoneはヘッドフォンジャックを無くしてワイヤレスの方向性にもっていきたいのでしょうね。おかげでBluetoothのイヤホンやヘッドフォンが市場に増えました。
確かにBluetoothのイヤホンやヘッドフォンは便利でいいですね。煩わしくない。
音楽を聞くならね…
Bluetoothヘッドフォンやイヤホンの弱点ってご存知ですか?
音が 遅延 するの です。
BluetoothイヤホンやヘッドフォンをつけてiPhoneやiPadで動画を見てみてください。口の動きとセリフが微妙にズレているのがわかると思います。
これで何が問題かというと、視覚障がい者はスクリーンリーダーソフトを使ってパソコンを使っています。音声読み上げさせることでタイピングの確認ができます。Bluetoothだとタイピングと読み上げがズレるのですよ。これはちょっとストレスが貯まります。
なので視覚障がい者がイヤホンやヘッドフォンを使ってパソコンを使うならBluetoothのものはあまりおすすめしていません。そこは有線のイヤホンかヘッドフォンがいいでしょうね。
ストレスを貯めないことって大事ですよね。日常的に使うものなら。